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菜々緒 [芸能]

140万部を超える伊坂幸太郎の同名ベストセラーを映画化した『グラスホッパー』が公開。ある事件で婚約者を亡くした虫も殺せぬ男・鈴木(生田斗真)が、復讐のため裏社会に潜入し、やがて予期せぬ事態へと堕ちていく、巻き込まれ型エンターテインメントだ。“闇社会のヤンキーセレブ”なるキャッチコピーのついた悪女・比与子役で鈴木を追い込む菜々緒が、自身のおばあちゃんを泣かせたエピソードを明かした。


 9頭身モデルとして知られる菜々緒だが、近年は、女優としても活躍。ドラマ『ファーストクラス』や現在放送中の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』などで見せる“悪女”が特に話題を集めている。本作もまたしかりだが、ひと口で悪女といっても、さまざまなキャラクターがある。

 「悪女というジャンルの中で、いかに違った面を見せられるのか。ハードルが高ければ高いほどやりがいがありますね。悪女という自分の持ち味(笑)を最大限に生かせる役柄をできるのはありがたいことですし、実際に出来上がったものをみなさんに届けたときに、『あ、菜々緒の悪女だ!』と喜んでもらえる。いまは楽しみに待ってくれている方がいるというのも実感しているので、全力で応えたいと思っているんです」。

 悪女どころか、女優として自分の役割に、全身でぶつかっている菜々緒。「おそらく比与子は闇の社会でずっと育ってきた、過ごしてきた女性。作られた優しさや、見返りを求めているような優しさだったり、声を荒げて感情的になったりする感じを、分かりやすく演じました」と振り返る比与子は、現場で生田も感心するほどだったと聞く。一方、そんな生田のすごさを、菜々緒も目の当たりにした。


 「終盤で鈴木と裏社会のドン、寺原会長(石橋蓮司)が対峙する緊迫したシーンがあるんです。鈴木は瞬きもせず会長に思いを訴えかけるんですけど、生田さんがあまりに瞬きをしなかったので、コンタクトが外れてしまうハプニングがあったんですよ。乾きすぎちゃって。間近で見ていて、この人は本当にすごいと心から思いました」。

 完成した作品を観て、「また強烈なキャラクターをやったな(笑)」と自分でも思ったという菜々緒。実は完成披露試写会ではこんなエピソードが。「母と祖母を招待したんです。そしたらおばあちゃんが泣いちゃったんですよ。私が汚い言葉を使って男の人を追いかけて、銃までぶっ放しているのを観て、『菜々緒がこんなになっちゃった』って(苦笑)。違う違う、作品だから!って言ったんですけど。おばあちゃんには刺激が強かったようで、ごめんなさいという気持ちもありますが、それだけハマっていたということでもあるので、いい評価だと思おうと(笑)」。

 身内も泣かせた菜々緒の悪女。ぜひ海外作品でも観てみたくなる。「最近、そう言ってくださる方が多くて。以前、ハリウッド映画の吹き替えはやらせていただきましたが、自分も演じる側に立ってみたいなという思いはあります。アクションシーンも最近できるようになりましたし。日本人の役をほかのアジア圏の方がやっているのを観ると、ちょっと悔しく感じますしね。もちろん悪女だけでなく。生田さんが、『脳男』とはまったく真逆の役柄を演じ切られたように、虫も殺せないような女性というのも演じてみたいです(笑)」

 『グラスホッパー』は11月7日より全国ロードショー

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