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東海道新幹線 喫煙車 [ニュース]

2016年12月16日(金)、JR東海は2017年3月4日(土)に実施するダイヤ改正について発表。東海道新幹線で定期運行するすべての「のぞみ」「ひかり」を、そのダイヤ改正からすべてN700Aタイプの車両にすることを明らかにしたそうです

「N700Aタイプ」の車両には、2013(平成25)年2月にデビューした「N700A」と、2007(平成19)年7月にデビューしたN700系をのちにN700A相当へ改良した2タイプの車両があります。N700Aは、N700系の改良型として登場した車両です。

この2種類ある「N700Aタイプ」は、比較的かんたんに見分けることが可能。車体側面に書かれているロゴマークの「A」が大きいものが、当初からN700Aとして製造された車両、小さいものがN700系をN700A相当に改良したものです。

JR東海によると、N700Aタイプの車両がJR東海111編成、JR西日本25編成の合計136編成までそろうことから、すべての定期「のぞみ」「ひかり」を快適性や環境性能に優れたN700Aタイプにするといいます。

現在、定期「のぞみ」はすべてN700Aタイプでの運転ですが、2017年3月のダイヤ改正以降、定期「ひかり」も全列車65本(現在比+18本)がN700Aタイプに。また「こだま」も、現在比+2本の50本、割合にして60%がN700Aタイプになります。東海道新幹線の定期列車全体では、89%(279本)がN700Aタイプでの運転です。

東海道新幹線、すべての定期「のぞみ」「ひかり」N700Aタイプに 消える開業以来のあるもの
2019年度末までの東海道新幹線引退が予定されている700系。10、15、16号車が喫煙車になっている

東海道新幹線では現在、N700Aタイプの車両と、1999(平成11)年にデビューした700系車両が使用されています。今回のダイヤ改正のように走行の場を減らしている700系は、2019年度末までに全車両が東海道新幹線から引退する予定です

また700系は現時点の全新幹線で唯一、喫煙車がある車両。そのため2017年3月のダイヤ改正では、1964(昭和39)年の東海道新幹線開業当時から存在した定期「ひかり」の喫煙車が、同新幹線から姿を消すことになります(ただ臨時列車では喫煙車つき「ひかり」「のぞみ」運行の可能性あり)。ちなみに東海道新幹線に当初、禁煙車は存在しておらず、それが用意されたのは1976(昭和51)年8月のこと。「のぞみ」の誕生は1992(平成4)年です

なおN700Aタイプの車両に喫煙車はありませんが、喫煙ルームが備えられています。

また2017年3月の東海道新幹線ダイヤ改正では所要時間の短縮も行われ、そのうち東京駅を日中時間帯の毎時30分に発車、また東京駅へ毎時13分に到着する「のぞみ」26本は、東京~新大阪間における所要時間が現在より3分短縮される予定です(東京~博多間の所要時間は6分程度短縮)。

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