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中島健人 [芸能]

Sexy Zone中島健人(25)がフジテレビ系開局60周年ドラマ「砂の器」(28日午後7時57分放送)に出演し、天才作曲家和賀英良(わが・えいりょう)役に挑戦するそうです

劇中では得意のピアノ演奏も披露。「自分の人生で、ピアノはいつも大きなターニングポイントで必ず出てくるんです。ピアノから逃れられない、『宿命』なんですよ」と話す。

小2で、両親からのすすめでピアノを始めた。中2の時に初めて1人で発表会に臨み、「モルダウの流れ」を披露した。「初めて1人でステージに立ったのがピアノの発表会でした」。中3だった08年にジャニーズ事務所入りした。オーディションではジャニー喜多川社長(87)から「ピアノ弾けるんだよね、弾いてみてよ」と言われ、「モルダウの流れ」を弾いた。「そんなに長くないし、耳なじみのある曲だからインパクトあると思って、とっさに弾きました。今では十八番ですね」。ジャニー氏から「ユーは、練習すればもっとうまくなるよ」と言われ、ジャニーズ入りが決まった。

11年にSexy Zoneの一員としてデビュー。12年2月、グループ初の単独コンサートを東京国際フォーラムで開催した。「ジャニーズJr.の時代にはほとんどピアノを弾いてこなかったのに、振付師の方から唐突に『ピアノ、弾けるんだよね』と言われて。本番まで2週間くらいだったんですけど、急きょ、5曲くらいのメドレーを弾くことになったんですよ」。「親に『寝なさい』って怒られるくらい」練習を重ねて、ライブではデビュー曲「Sexy Zone」や「らいおんハート」「ひとりぼっちのハブラシ」などを次々と演奏した。

俳優業でも、ピアノを弾く機会が出てきた。16年2月の主演映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」や、17年7月の主演映画「心が叫びたがってるんだ。」、どちらもピアノを弾くシーンがあった。「どちらも大事な作品になりました」。そして、以前から「いつか演じてみたい」と公言していた「砂の器」の和賀役にたどりついた。

数々の名優をはじめ、04年のドラマでは中居正広(46)も演じた大役だ。「今回ばっかりは、本当に真剣に、今まで以上に本気で向き合わないと勝てない、と思いました」。勝負の作品で、またもや“あの曲”に助けられた。「試し撮りの時に、監督から『とりあえず何か弾いてみて』と言われて、最近ポップスしか弾いてなかったんですけど、パッと思いついたのが『モルダウの流れ』でした。曲の難しい部分を“和賀風”にアレンジして弾いてみたんです。やっぱりモルダウに救われました」と笑った。

劇中では、ストーリー上のオリジナル曲「宿命」に挑戦する。「今回出会った『宿命』は、第2次中島健人の十八番になるんじゃないかなと思います」。アイドルとして俳優として、ピアノを武器に、ピアノに助けられながら、人々を魅了していく
タグ:中島健人

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