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家計にも体にもやさしいエアコンの使い方 [日記]

今夏は猛暑になるらしい。エアコンで涼しく過ごしたいが、設定温度を下げると電気代が気にかかる。家計にも体にもやさしいエアコンの使い方をさぐってみたそうです

 クールビズを推進する環境省は夏のエアコンの設定温度を28℃にするよう推奨している。一方、JIS(日本工業規格)では27℃で省エネルギー性能を試算する決まりになっている。記者はこれまで「電気代が高くなるのでは」と警戒して、暑くても設定28℃で我慢してきたが、27℃に下げたら電気代はどのくらい増えるのだろうか

 エアコンの電気代は、設定温度のほか、外気温、運転時間、建物の断熱性能などで左右される。そのためか、設定温度と電気代の関係を分かりやすく整理した早見表のようなデータはないようだ。
 ただし、省エネルギーセンター(東京・港)が2012年に出した一般向けパンフレット「家庭の省エネ大事典」に手がかりを見つけた。設定温度を27℃から28℃に上げると、ひと夏の消費電力が30.24キロワット時だけ減るという節電の試算が載っている。これを現在の電気料金に換算すると約820円に相当する。
 「意外に少ないな」と記者はやや拍子抜けした。木造住宅の南東向き6畳で6月初めから9月下旬まで112日間のデータだが、1日当たりに換算すると7円ほど。しかもエアコンの運転時間は1日9時間としての試算だから、共働きで早朝から夕方まで留守がちの家庭などは影響がもっと小さいかもしれない。

 とはいえ、「設定温度を下げても、電気代はわずかしか増えない」と安易に考えたくはない。東日本大震災以降にせっかく身についた節電意識が緩んでしまいそうだからだ。設定温度を下げたとしても、その分を無理をせずに取り返せれば節電の趣旨には反しないだろう。実はちょっとした工夫でエアコンの運転効率を高める方法は少なくない。
 例えば30分くらいの外出であれば、エアコンはつけっ放しのほうが省エネになる場合がある。エアコンの自動運転モードは、室温を設定温度まで下げるときにたくさんの電気を使い、その温度を微弱運転で維持する仕組み。近所での買い物や子どもの送迎などなら、そのまま出かけたほうが節電になり、帰ってきたときも涼しい。
 同じ室内にある電気機器から出る熱を減らすことも重要。例えば白熱電球を発光ダイオード(LED)に換えれば照明と冷房それぞれで節電になる。このほか、冷蔵庫の詰め込みすぎは排熱が増えるので気をつけたい。
 屋外にも目を向けよう。エアコンの室外機は日陰で風通しのよいところに設置するのがベストだが、そうでなければ室外機カバーに打ち水をして日差しによる過熱を抑えたい。窓の外側によしずを置いて直射日光を遮ったり、ヘチマなどのツル植物をネットにはわせた「緑のカーテン」をつくったりしてもいい。材料はホームセンターや100円ショップなどで手に入る。

 エアコンが古い機種であれば、買い替えも選択肢だろう。環境省のサイト「しんきゅうさん」では、新旧エアコンの型番、冷房と暖房の使用時間、一戸建てかマンションか、南向きかどうかなどの条件を入力すると、電気代の年間節約額を試算できる。節約アドバイザーの和田由貴さんは「15年以上使っている機種なら、買い替えを検討する余地がある」という。
 あまり暑くない日はエアコンをやめて扇風機にすればいい。仮にひと夏を扇風機だけで過ごすと約4300円の節約になる。ただし、無理は禁物。桐蔭横浜大学大学院の星秋夫教授(健康科学)は「とりわけ高齢者は暑さの感覚が衰えており、熱中症になりやすい。温度計をチェックして30℃を超えたらエアコンを使ったほうがいい」と助言しているそうです
タグ:エアコン

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